継野勇一さんの著書から探偵として必要な調査のマニュアルを学ぶ

マニュアル化した調査技法

ある一定の作業を行ううえで、効率を高めるため、また品質を一定に保つために作成され、利用されるのが、マニュアルです。

 

作業工程の一覧を見ることができて、次に何をしたらいいのか、そしてトラブルの対処方法を知ることが出来るものとして、仕事場などではマニュアルを作ることに力を入れている場合も多く、そしてそういったマニュアルはその職業の機密を多く含んだもので社外秘になることが多々あります。

 

時間と人材、そして資本を投入して作られるマニュアルは、作成した会社の説明書も同然で、他の競合退社に知られてしまうと不利益になってしまう可能性もあるのです。

 

そんな取り扱いの難しいマニュアルですが、探偵業を営む継野勇一さんが、自信の調査技術をまとめたマニュアルを一般の人でも手軽に購入することが出来るように、書籍として販売しています。

 

何故そのような事をしたのか気になりますが、継野勇一さんの言葉を借りるなら、多くの人に探偵という職業を知ってもらい、また、最近も報告される悪質な業者の被害に遭わないようにしてもらうためだということです。
実際に、探偵という職業がどのような物なのか知っている人は限られていると思います。
依頼をするまで探偵を知らない、探偵という職業がどういった調査をしてくれるのか知らないということに危機意識を持つことが大切です。
この危機意識を持つことで、悪質な業務を行う業者に騙されることなく、本物の探偵を見分けるのにもこのマニュアルは活躍するのです。